もみじの備忘録

人生終盤に入ったけど、北関東南縁でキラキラした日々を過ごしたい!

例大祭に初参加、ビックリの連続だった


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今日は実家の神社の「例大祭」に初参加してきたお話しです。

 

実家の神社の例大祭に出ることに

「代わりにお祭りに出てくれ」

父からそう電話がかかってきたのは、2週間前でした。

 

神奈川県南部に住む父ももう85歳です。

村内(むらうち 今でもそう呼びます)でも最年長で、少し前までは世話役をしていました。

が、今は歩くのもだいぶゆっくりになり、もうお祭りの準備や片付けなどは難しいので、代わりにお前が行って来いというわけです。

 

神社のお祭りです。

お祭りと言っても、子供達が集まるような催しをしていたのは昭和時代まで。

今は大人(というかシニア)だけで、神社の例大祭として厳かに執り行われる模様。

実家の神社の舞殿。本殿は奥の階段を上がった上にあります。
神奈川南部、小山の多い半島地形なので。

 

でも、自分は出たことがないので、何をやるやら全く分かりません。

父が言うには「午前は坊さんが来る。午後は神主が来る。その準備と片付けをしてくれ。あとは皆さんと一緒に並んで立ってればいいから」とのこと。

 

ふむふむ。そうなのか。

それにしても、神社なのに坊さんが来る?、なんで?

 

 

ビックリその1:坊さんが来た

早起きし、北関東から南関東南縁へ移動します。

かなり早めに出ましたが、連休だけあり圏央道の中央道分岐点が混み、到着はギリギリになってしまいました。

急いで神社に向かいます。

 

神社に着き、すっかりシニアになった「小さい頃に見たことがあるおじさん達」に誰彼かまわず挨拶。

そして、お坊さんが来ました。

ホントにお坊さん来たよ。なんで?

 

どうやら、神社に隣接する場所に、当地にゆかりのある人のお墓があり、そこでお経をあげる模様。

そういうことか。確かに、場所も神社の外でした。

 

神仏分離令は明治初期ですが、このお祭りは、それより前から行われていたのかもしれませんね。

 

 

ビックリその2:神主さんは大変、緻密だけどテキトーだ

午前中のお坊さんが終わると、14:00からの祭事の準備になりました。

といっても、幟や大釜、テントや椅子などは既に準備されています。あとは祭事に使うお供え物や、竹などで作る飾りの準備です。

お供え物の買い物はベテランが行き、自分は神主さんの飾りの準備を手伝うことに。

 

よく地鎮祭で見るような竹の囲いみたいなものを、その場で作ります。

竹を切って整えたりする神主さんから、「ここに穴をあけて立ててください」と言われ「ん、穴?」となります。

教えてもらい、物置から穴をあける道具を持ってきて穴を空け、竹を立てます。

 

竹が立つと、「荒縄をかけてください」と言われ、「ん、荒縄?」となります。

教えてもらい、押し入れから荒縄を持ってきて、竹に結わいます。

 

荒縄が張られると、「これを荒縄に挟んでください」と紙(紙垂)を渡されます。

「ん、挟む?」となり、これは神主さんに教えてもらいました。

 

カラフルな紙垂。

 

神主さん「ええ、そんな感じでいいです」「だいたいあってればいいですから」と言ってくれるので、全く要領を得ないド素人でもなんとか仕事になりました。

 

が、結構気になる部分はあるようで、「ちょっと長いか?、でもまぁいいか」などと終始独り言を言われてました。

おそらく素人には判らない塩梅加減があるのでしょう。

 

 

ビックリその3:宮司舞う

神主さんがもう一人到着されました。

1人目の神主さんより更にご年配です。宮司さん(神主さんの親分)かな?

 

そして、祭祀が始まりました。

お坊さんのお経は葬儀や法事で見ますが、神社のを見るのは初めてです。

 

前半はなんとなくイメージ通りでした。

神主さんがやりそうなことをやり、言いそうなことを言う感じでした。

が後半、「では、神楽に移ります」と言われた後は、いろいろビックリしました。

 

神楽ってなんだろう?、と思い見ていると、宮司さんが太鼓の前に座ります。

だったら、神主さんが笛かしら? という予想に反し、神主さんが舞いはじめました。

おー、舞っちゃったよ、舞いってのは女の人がやるもんだと思ってたよ(笑)

 

けっこう激しく動かれます。神主さんも結構なご年齢のはず、大変だなこりゃ。

だから宮司さんは太鼓なのかぁ・・・と思っていたら、途中で交代となり、宮司さんも舞いました。

おー、宮司さんまで舞っちゃったよ(笑)

 

 

ビックリその4:熱湯をかけられる

祭祀の最後には、宮司さんが煮立った大釜の熱湯を、竹でグルグルかき回します。

「竹でグルグル」は聞いてました。薪をくべ大釜のお湯を沸かす手伝いをする際に。

竹でグルグルの時の湯柱?(湯気?)が高くなったほうが良いらしく、大釜はぐっつぐつにしといてとも言われてましたから。

 

が、驚いたのはその後。

宮司さん、大釜に束ねた笹の葉を突っ込み、熱湯のついた笹を参列者に向かって振り、熱湯をかけ始めました。

自分は最後列にいたのでかかりませんでしたが、かかったら熱いんじゃね?

いや、熱いのがいいのかな?、そんな気もしますね。

いずれにしても、急にお湯掛けられたらビックリするってば。

 

てな感じで、初めての例大祭は、ビックリの連続でした。

伝統的なものって、おもしろいですね。

 

 

最近のアレコレ

少しずつ大きくなるものは、その成長になかなか気づけません。

ここ4カ月で、トウキョウダルマガエルが相当大きくなったのには気づいてましたが、金魚が大きくなったことは、あまり意識できておらずでした。

が、こうやってトウキョウダルマガエルと一緒に写真に写ると、「金魚達でかくなったなぁ」と実感しました。

自作池の金魚とカエル(トウキョウダルマガエル)

大きくなった金魚達と、それに比べると小さいカエル(右上に2匹)

 

春にはこの金魚たち、まだこんな大きさでしたから、ビックリですね。

今年3月にお迎えした当時の金魚達。今はもう10cm以上になってます。
茶色の子は今は真っ黒になりました。

 

 

自作池に浸かるトウキョウダルマガエル

それにしても、カエル達が池に浸かっているのは珍しい。
よっぽど暑かったのかな?

 


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